通勤途中にある看板を見かけて呆然としました・・。
働き方が、昭和的。
LINEのビジネス版 LINE WORKS という会社の広告らしいのですが、どういうこと?
LINEのグループ会社による独自アンケート結果
どういうことかと調べてみると、『LINE WORKS』を提供するワークスモバイルジャパン株式会社が独自に調査した結果だそうです。
「あなたが現在お勤めの会社、会社での働き方について感じることをお答えください」という質問に対して、
会社員の54.6%が、自分が勤める会社を「昭和的」と評価
ということらしいのですが、質問は3択だったようです。
- 54.6% 昭和的な会社だと感じる
- 25.8% どちらでもない
- 19.6% イマドキな会社だと感じる
昭和の働き方を知らない人に、昭和の話を聞くこと自体、無理があるんじゃないかなぁ・・。しかも3択だし・・。
昭和の父親は夕方5時には帰宅していた!
わたしが小学生のころ、父親たちは夕方5時に帰宅して、晩酌しながら野球を観ていたものです。
多くの昭和の父親たちは、毎日より道もせずまっすぐ時間通りに帰ってきて、家でご飯を食べていました。だから、働き方が昭和的と言われても、昭和を知っているわたしには、なんのことやらサッパリわかりません。
24時間戦えますか?は平成元年に流されたCM
過労死という言葉を聞き始めたのは、昭和57年(1982年)頃から。バブル景気は、昭和61年(1986年)~1991年(平成3年)で、このあたりから働き過ぎが問題になり始めました。
バブル時代、有名な栄養ドリンク『リゲイン』のブラックCMが流れていました。
「24時間戦えますか?」
意外と知られていないのですが、このCMは今年で30年を迎えます。リゲインのCMは平成元年に流されたCMなのです。
CMが流された当時、ものすごくリゲインが売れたのですが、今流したら、不買運動起っちゃいますよね(笑)。
みんなが夢見た昭和の時代をもういちど!
あなたは昭和という言葉を聞くと、何をイメージしますか?
バブル?
戦争?
モーレツ社員?
アイドル歌手?
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いろんなことをイメージするでしょうけど、昭和時代は何にもない時代でした。わたしが産まれたころは、テレビも冷蔵庫も洗濯機もクーラーもなかったんです。
でも小学生になる頃、家にはテレビも、冷蔵庫も、洗濯機もありました。大人になるころには、パソコンや携帯電話も普及していました。昭和の時代は、明日は何がおこるのだろうと、毎日ワクワクする時代でした。
朝日新聞社が2009年に調査した『「昭和」といえば何を思い浮かべますか・・』というアンケートによると、戦後の昭和に「活気ある」と回答した人が57%もいたそうです。一方、平成は「動揺」「沈滞」「暗い」と回答しています。
10年ほど前のアンケートですが、今でも同じような回答結果になるのではないでしょうか?
でも、2019年から新しい年号に改められ、新しい時代が始まります。
今度こそ、
「活気ある」と答えられるような時代を作りたいですよね!