あなたはプレゼントを選ぶとき、何を大切にしていますか?
わたしは喜んでもらいたいのはもちろんですが、相手にとって役に立つものをプレゼントしたいと思っています。
「今いくつ?」と聞いてもらうのが大好きだった3歳の娘さんに、わたしがプレゼントしたのは『ぐりとぐらの1・2・3』でした。
ぐりとぐらの1・2・3 あらすじ
「いのししがいっぽんみちでみつけたいちごひとつ」「ふたごのふたり2かいのまどからふうせんふたつとばした」……。リズミカルな言葉ととびきり楽しい絵でお贈りする初めて出会う「数」の絵本。いのしし、ぞう、うさぎ、かめ、トマトなど、魅力的な動物や植物が登場して、子どもたちの人気者、ぐりとぐらといっしょに、楽しい数の世界に招き入れてくれます。大好評の『ぐりとぐらのあいうえお』の姉妹版。
(文引用:福音館書店ホームページ)
子どもは「今いくつ?」が大好き
わたしの小学校の同級生に、小学校卒業と同時に長野県に引っ越した友人がいました。今も
長野県に住む友人には、年に1回会う約束をしています。
去年会ったときは2歳だった、友人の娘さんは自分の年齢を言えるようになったのがうれしくて仕方がないようでした。わたしが「今いくつ?」と尋ねる前から「ふたつ」と指で2をつくりつつ、わたしに自分の年齢を教えてくれました。
娘さんは指で2をつくるのはまだうまくできないので、3にも4にも見えるなんとも不思議なかたちでした。みんなこうやって数字を覚えていったんだなぁ となつかしい気持ちになりました。
「今いくつ?」
「ふたつ」
というやりとりは一日中続き、わたしだけではなく、レストランのおねえさんからたまたま席が隣だったおばあさんにまでひたすらしていました。
とうとう、帰りの新幹線の窓からも不思議な2を指でつくって、そのまま手を振ってくれました。
おかげで、他の友人の子どもの年齢は「あの子、いくつになったんだっけ?」といまだに覚えられないのに、友人の娘さんだけはしっかり年齢を覚えることができました。
そこでもうすぐ1年ぶりに友人に会うので、3歳になった娘さんに『ぐりとぐらの1・2・3』をプレゼントすることにしました。
『ぐりとぐらの1・2・3』は数にまつわる言葉遊びができる絵本です。今いくつ?が大好きな娘さんならきっと気に入ってくれると思い、選びました。
ぐりとぐらといっしょに楽しみながら 数について覚えられる ので、保育園や幼稚園に通う子どもにはピッタリの絵本です。
数の読み方いろいろ
1といっても「ひとつ」、「いっこ」、「いっぽん」など読み方はいろいろありますよね。子どものころは、使いわけがよくわからなくて悩んだことがあります。
『ぐりとぐらの1・2・3』は、「ふたごのふたり2かいのまどからふうせんふたつとばした」のように、たくさんある数の読み方もわかりやすい文章でリズムよく読んでいくことができます。
年号を語呂合わせで覚えるように、リズムのよい文章は数の読み方を 覚えやすい ですよ。

親御さんも大助かり
プレゼントするお子さんに喜んでもらうのはもちろんですが、できれば親御さんにとってもうれしいプレゼントにしたいと思いませんか?
『ぐりとぐらの1・2・3』はお出かけのとき、親御さんの負担を減らしてくれる お役立ち絵本 でもあったのです。
『ぐりとぐらの1・2・3』は13×13cmと、手のひらサイズの絵本なのでカバンに入れてもかさばりません。子どもを連れて外出すると、お手拭きやおもちゃを持っていくなど何かと持ち物が多くて大変だと友人が話していました。
小さな絵本なら混んでいる電車のなかでもサッと取り出して、子どもにもたせることができます。
お子さんだけではなく親御さんも喜んでくれる絵本 が『ぐりとぐらの1・2・3』なのです。
