日本といえば?
尋ねられたら、あなたなら何と答えますか?
ちなみにわたしなら「四季があること」と答えます。
春の桜や、秋の紅葉を楽しみながら1年を過ごせることって、素敵なことだと思うのです。
なかよしコンビ、がまくんとかえるくんも四季を感じながら暮らしていることがわかるのが『ふたりはいつも』です。
ふたりはいつも あらすじ
がまくんとかえるくんのユーモラスな冒険物語が5編。「そりすべり」「アイスクリーム」「クリスマス・イブ」など春夏秋冬、一年間のふたりの生活が盛りこまれています。
おしゃれなかえるってどんなかえる?
表紙のふたりは長靴、コート、てぶくろ、マフラーとしっかり着込んで、雪遊びをしています。がまくんなんて帽子までしっかりかぶって、寒さ対策をしているのですよ。
コートやマフラーを着こなしてしまうかえるって、けっこうおしゃれなのでは・・
なんでそんなに防寒具を着ているかは、物語を読むとわかります。わたしは防寒具を着る がまくんの反応がおもしろくて、大好きです。
なんだかんだいっても、がまくんは かえるくんのことが大好きなのが伝わってきます
「ふたりは」シリーズ、集めるならどこから?
あなたはシリーズものの本って、どこから集めていますか?
シリーズとして続いている本はつい、全巻集めたくなります。1冊読むと、残りのシリーズも読みたくなるからです。
がまくんとかえるくんの物語が描かれた「ふたりは」シリーズを集めるなら最初に手に入れておきたいのが、『ふたりはいつも』なのです。
「ふたりは」シリーズでは、がまくんとかえるくんの短編が5つ収録されているのですが、『ふたりはいつも』は短編5つを読み進めることで、1年間をぐるっと巡ることができます
夏はアイスクリームを食べてみたり、クリスマスをお祝いしてみたりと季節を感じられる1冊です。どの短編も、がまくんとかえるくんのお互いを思いやる様子が伝わってきます。
あからさまな「感動させよう!」という要素が一切ないので、大人も抵抗なく読めるのではないでしょうか。
『ふたりはいつも』は「ふたりは」シリーズの中でも、読み終わった後の充実感がひときわ大きい1冊です。
もしはじめて「ふたりは」シリーズを読むなら、教科書にも載っている物語が収録されている『ふたりはともだち』もいいですが、『ふたりはいつも』もオススメですよ。
四季のある生活を楽しみたい
最近パソコンの前で作業することが多く、「四季をあまり感じなくなってきたなぁ」と思います。夏祭りも数年前に行ったきりです。
せっかく四季のある日本で暮らしているのだから、季節の花や行事を感じながら生活したいと思うのです。
『ふたりはいつも』のように、友達と四季を楽しみながら1年を過ごしてみるといいかもしれませんね
