9月1日は 防災の日 ですね。そのため秋は避難訓練など、防災に関するイベントが多いです。
わたしも久しぶりに家にある防災グッズを見直してみたのですが、保存食のほとんどが期限切れになっていました。中には、「コレ、いつからあったのだろう・・」という保存食まで。
もったいなかったので、今年から「ローリングストック」を実践してみることにしました。
ローリングストックってなに?
日常生活で使用しながら、常に一定量の食料を家に置いておくことをローリングストックといいます。
ローリングストックの最大のポイントは、「日常生活で食料を使って買い足す」ことです。
普段の買い物のときに食材や加工食品をちょっと多めに買い、それらも献立の品として消費します。消費したらその分だけ、また買い足します。
日常生活で備蓄用食材を使うことにより、こまめに消費と備蓄を繰り返すことができ、食料の期限切れを防ぐことができるのです。
調べてみると、ローリングストックにはコツが2つありました。
1.古いものから使うこと
同じ食材を買っていると、パッと見ただけではどちらが期限の近いものかわからなくなってしまうことってありませんか?
新しく買ったものばかり先に使うとせっかくのローリングストックが台無しになってしまうので、購入した順に並べて保管 してどれが一番古い食材か一目でわかるようにしておきましょう。
わたしは食材の袋にマジックペンで、購入した日にちを記入しています。期限は小さく書いてある食材が多いので、マジックペンで大きめに書いておくとすぐにわかって便利ですよ。
2.使った分はすぐに補充しよう
食材はいつ食べてもいいのですが、食べたら必ず次の買い物のときに買い足しておきましょう。
ローリングストックは消費と備蓄の循環が早いので、放っておくと「実は家にある食材を全部食べてしまっていた」なんてことになりかねません。
「食べたら買い足す」を忘れないようにしておきましょう。
わたしは食べたらその食材をメモして冷蔵庫に貼っておいています。買い物に行く前に冷蔵庫をチェックするので、忘れずに補充することができますよ。
あとは、ローリングストックのためのスペースを作って、そこの食料を一定量保つようにしておくのもいいかもしれません。

自分の好みで備蓄できるのがローリングストック
わたしがローリングストックを始めてみて最初に悩んだのは、どんな食料を保存しておけばいいのかということでした。
今まで「保存食セット」を購入していたので日常生活で使う食材を保存食として考えておらず、災害が発生したときにどんな食材があれば安心して生活できるのかわかりませんでした。
そんなときに便利だったのがイオンのホームページです。
防災特集のページにローリングストックが紹介されていて、実際にイオンで売っている食材をもとにローリングストックをする例が載っているので具体的でわかりやすかったですよ。
どんな食料を保存しておけばいいのかわかれば、自分の好みに合わせてストックを準備しておくことができます。
災害時はどうしてもストレスがたまりやすいですが、自分の好物が保存食になっていればちょっと気分が明るくなりませんか?
