仕事していて、うまくいかないことってないですか?
わたしは今・・・ うまくいっていません。
ならば、”気分転換!” と本棚から取り出したのが『おしいれのぼうけん』でした。
がんばっても、頑張っても、うまくいかない時に読むと、 もうちょっとあきらめずにやってみよう と思える絵本ですよ。
おしいれのぼうけん あらすじ
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。
ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。
(文引用:童心社ホームページ)
Myミニカーはゆずれない
オモチャのとりっこ って、保育園や幼稚園でなかったですか?
中でも男の子に人気のミニカー。保育園にはたくさんのミニカーがあるけれど、「これっ」って決めたら、なぜかお気に入りのミニカーを使わないと気が済まないのですよね。
居酒屋さんで、お酒をボトルごとキープするのに似ている気がします。MyボトルならぬMyミニカーみたいな。
わたしは水族館のトラックをかたどったミニカーが大好きで、そればっかり使っていました。
絵本では、とりっこが原因でケンカになり、先生に叱られます。
残念なことに、わたしのお気に入りの水族館のトラックは、他の子に 人気がなく とりっこしたことはありません。とりっこしたかったなぁ・・・。
怖くても立ち向かう
『おしいれのぼうけん』には、保育園や幼稚園に通う子どもが怖がるものがいっぱい登場します。
怒る先生、押し入れ、暗闇、悪役ねずみばあさん・・
ミニカーのとりっこでケンカをしていた、さとしとあきらですが、ねずみばあさんという共通の敵を倒すため、お互いの大切なミニカーを交換して仲直りします。
暗闇の中でねずみばあさんにどんどん追い詰められてしまいますが、ふたりは決してあきらめません。
さとしとあきらはしっかりと手をつなぎ、もう片方の手には友情の証のミニカーを握りしめながら、ねずみばあさんに立ち向かいます。
あきらめたらダメなんだ!
さとしとあきらからの、メッセージのように思えてきました。
わたしは新しい企画のアイデアが思いつかず、悩んでいたのですが、気分転換に本棚から手にとった『おしいれのぼうけん』を読んで、もうちょっとあきらめずに頑張ってみようかなと思えるようになりました。
だって保育園児のさとしとあきらが、汗びっしょりになりながらも、絶対にあきらめないのですよ。社会人のわたしも、もう少し頑張れるはず・・
もうちょっとだけやってみよう
うまくいかないときって、続けるのが難しいのですよね。
わたしは今朝、「昨日もうまくいかなかったし、今日もうまくいかないとしんどいなぁ・・」と考えてしまいました。
そんなとき、『おしいれのぼうけん』は もうちょっとだけやってみたら? と背中を押してくれる絵本でした。
