「あなたって男っぽいね」っていわれたとき、あなたはどう思いますか?
いわれてうれしいと思う人も、嫌な気持になる人もいるかと思います。
「サッパリしていい性格だよね」という意味なら褒め言葉ですね。
わたし自身は「だから何?」と何も思わないタイプの人間なのですが、「○○っぽい」という言葉は相手を決めつけているようであんまり好きじゃないですね。
ある日、たくたくさんに「あなたって男っぽいね」といわれました。
ついでにこんな本も渡されました。
タイトルは『男のホンネ 女のホンネ』です。
あなたならこのタイトルを見て、何を思うのでしょうか?
ダイソーって本もそろえていた
『男のホンネ 女のホンネ』は大創出版が発行しているので、ダイソー で売っていたのではないでしょうか。ダイソーは書籍も売っているのですね。
本を開いてみるとまず、男性と女性の違いについて紹介しています。「男性と女性で、脳のしくみが違うってことなのかな」と予想しながら読み始めました。
ところが読み始めて数秒で、わたしの予想を大きく上回りました。
なんと、古代の狩猟生活 にまで、さかのぼって解説していたのです。
え、そこから!
男女の違いは古代から培われてきたようですよ。
「思いのほか、スケールが大きいなぁ」と思いました。
女の子だからごっこ遊びをしなければならない?
読んでいていちばん印象に残った男女差を紹介しますね。あなたならどのように感じるのか、とても気になります。
『男のホンネ 女のホンネ』によると、男は達成する遊びが好きで、女は演技する遊びが好きという違いがあるようです。
じゃあ、女の子だからごっこ遊びを好きではないといけないのでしょうか?
達成する遊びと演技する遊びってなに?
『男のホンネ 女のホンネ』を読むと、男が好きな「達成する遊び」は野球やサッカーをはじめとした、チームで行うスポーツでした。

一方、女が好きな「演技する遊び」は人形ごっこやおままごとなど、何かになりきる遊びでした。

どちらも、子どものころ、一度はしたことがあるかもしれない人気の遊びですね。
とはいえ、読んでいると「女の子だからおままごとがやっぱいいよね」といわれているような気がしてきます。わたしが子どものころ、ミニカーを走らせて遊んでばかりいたからでしょうか・・
「○○っぽい」は怖い言葉
『男のホンネ 女のホンネ』にはミニカー遊びについては書いてありませんでした。
たくたくさんいわく「ミニカーは男の子の遊び」らしいので、わたしが男っぽい理由の1つになっているようですね。
もしかしたら男っぽいとか、「○○っぽい」といわれてモヤモヤしている人もいるかもしれません。
心理学や脳科学的に男女の違いはあるのかもしれないのですが、あんまり相手のタイプを決めてしまわなくてもいいんじゃないかなぁと思うのです。
たとえば「男っぽいね」というと、いわれた人が「男っぽさ」にどんなイメージをもっているかで、肯定的な言葉なのか否定的な言葉か変わってきます。
「○○っぽいね」は、細心の注意を払う必要がある言葉ではないでしょうか?
『男のホンネ 女のホンネ』を読んでいると、相手を決めつけてしまうのは怖いと強く思いました。
