日本テレビの人気ニュース番組『NEWS ZERO』で、桐谷美鈴キャスターが特集していたのですが、最近縄文分化に興味を示す『縄文女子』が急増しているらしいです。
縄文ブームがきているなど全然しらなかったのですが、今年初めて縄文土器つくりに挑戦しました。縄文土器って縄文人が造っていたので、自分でつくれるのですけど、めちゃくちゃ手間がかかります。
ニュースで紹介していましたが、縄文に興味をもっている女子って・・?そこいらへんも併せて、縄文土器のつくり方を紹介します。
桐谷キャスターが体験した土偶作り
桐谷キャスターが土偶作りを体験したのは、東京文京区にあるアートスペース谷中ジンジャーさん
火曜日は桐谷キャスター。今夜のハッシュタグは #縄文女子。日本史の教科書でおなじみの“縄文時代の芸術品”土偶に魅せられる女性が増えています。展覧会にも女性客の姿が。カワイイ土偶にオシャレな土偶?…実は女性の心をくすぐる要素がたくさんありました!#土偶 #桐谷美玲 #newszero pic.twitter.com/9OcjEdgN6r
— NEWS ZERO (@ntvnewszero) 2018年8月7日
このお店、テレビ東京の「モヤモヤさまぁ~ず2」や、B Sジャパン「バカリズムの30分ワンカット紀行」でも紹介されたことがあるそうです。結構有名なのですね。
土偶&埴輪づくりワークショップを開催していて、2時間2000円で「土偶&埴輪」づくりを体験できます。運が良ければ店長が、桐谷キャスターの印象を教えてくれるかも・・。
縄文土器を作ってみた。真剣に!
わたしは今年初めて縄文土器をつくってみたのですが、野焼きまでする本格的なものでした。なにせ、70歳の先輩からのお誘いでしたので、断ることなどできません。
本格的な縄文土器は、粘土をこねて形をつくり、数週間乾燥させて野焼きをします。
ですから完成まで約1ヶ月、2度の作業が必要になります。今年は危険な猛暑の中で野焼きをしました・・。死ぬかと思った・・・。
縄文土器づくり1日目(2018年6月17日)
土器作りに必要なのは、粘土と土です。野焼き専用の粘土だそうですが、楽天で普通に買えるんだそうです。土は黒土で、今回教えていただいた先生が何度も実験して、一番良い土を準備してくれました。

土の上に粘土を細かくちぎって置き、水を足しながら、粘土と土を混ぜ合わせます。うどんやそばをこねるのと同じ要領です。手でこねていたので、腰が・・・・。こね終わってから「足を使っても良い」と言ってました。はやくいってよぉぉぉ~。

こね終わった粘土は、乾燥しないようにビニール袋に入れて寝かせます。

粘土で底板を作ってから、粘土を丸い棒状にして重ねて外枠を作っていきます。

形ができたら縄文式土器の特徴の、縄文デザインを外側に描くのですが、その道具も本格的です。
- 縄(大小さまざま)
- 竹ひご
- 貝殻
など、縄文時代の人が使っていたと思われる道具で、外側にデザインをつけて、第1日目は終了。いろんな作品ができました。

次回は野焼きですが、場所の予約の都合上1ヶ月後になりました。
縄文土器つくり2日目(2018年7月14日)
本格的な縄文土器づくりの2日目は、キャンプ場を借りて野焼きをします。
この日の気温は35℃です。
炎天下の下で、火を焚いて縄文土器を作ります。最後まで身体が持つか心配ですが、教えてくれる先生は70歳、生徒さんはみな60歳以上の方々で・・・。
50歳のわたしが一番若いようです。ここには縄文女子は・・・、数名いました。私より年上なので、一番若いわたしが倒れるわけにはいきません。頑張ります!
まずは、前回つくって乾燥させた縄文土器を取り出して、野焼きの準備をします。

火の回りに、土器をおき、時折回転させて、むらなく外側を焼いていきます。外側が真っ黒になってきますが、気にしなくて良いのだそうです。

焼いている時はすすが付いて真っ黒ですが、完全に燃えきるとすすが取れてきれいになるそうです。
外側が焼けると、焚火の真ん中に縄文土器をおいて、マキがなくなるまで燃やします。

炎天下35℃のキャンプファイヤー。日はカンカン照ってます。
休憩しながら焼けるのを待ち、焚火から取り出して、外気で冷やします。

長かったー。ようやくできたわたしの縄文土器はこちら!

縄文土器つくりって楽しいですよ!
大先輩から声がかかってはじめて行った縄文土器づくりですが、やってみると面白かったです。暑かったけど・・・。
なにせ、初日の作業で土器の形をつくるのが、時間がなくて、思い通りにいかなかったので、ちょっと悔しい思いをしています。
もし来年も機会があれば、今年のリベンジをしたいと思っています。
あーんど、縄文ブームがきているらしいので、私より若い人を誘ってみようと思います。いくらなんでも、50歳が超えたおじさんが一番若いってないでしょ。わたしだった、気遣ってほしいです。
ということで、あなた!
わたしと一緒に縄文土器をつくりませんか?