雨の日がだんだんと多くなってきましたね。
かと思えば、突然の猛暑・・。気温の変化についていけなくなりつつあります。あなたは体がだるいということはありませんか?
どうやら6月病という言葉もあるほど、社会人にとってこの時期は疲れがたまりやすいようですよ。
たまってしまった あなたのストレス。
ぶさかわなぬいぐるみ、『ほげちゃん』がパーッと晴らしてくれるかもしれません。
ほげちゃん あらすじ
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ぬいぐるみのほげちゃんは、小さなゆうちゃんといつも一緒なので汚れ放題。
そのせいでおでかけの日にも置いてけぼりになり、もうカンカン!
ほげちゃんはゆうちゃんにケチャップのついた手で触られたり、かじられたり・・・。小さな子にありがちな、ぬいぐるみの扱い方ですね。
家族もほげちゃんがそばにいるのが当たり前になりました。おかげでほげちゃんの扱いは、どんどん雑になってしまい・・・
誰もいない家でぬいぐるみが大暴れ
ゆるキャラじゃなかった・・ほげちゃん!
ほげちゃんは、ゆうちゃんという小さな女の子のぬいぐるみです。ほげちゃんという名前はお父さんがつけました。
正直、自分がつけられたらうれしいとは言えない名前・・・。ある意味、お父さんのネーミングセンスはなかなかのものです。
「名前といい、たれ目な顔といい、この子は絶対ゆるキャラだなぁ」と、表紙を見て思っていました。
ですが、読んでみてビックリ!
ほげちゃん、全然 ゆるくなかった のです・・・
やさぐれちゃった・・ほげちゃん
汚れているからという理由で、家族のお出かけに置いてけぼりにされたほげちゃん。猫のムウと二人きりの家で、今までの扱いに対するストレスが大爆発します。
「もう~~こんないえ、めっちゃくちゃのぎったぎたのばっこばこにしてやる!」
と、ほげちゃん。
だいぶ やさぐれちゃってますね・・・。
ほげちゃんは、雑に扱われた家族に復讐を誓います。
まずは、部屋を・・・。そして・・・
ケチャップにはケチャップを!
ケチャップで汚されたほげちゃんは、ケチャップを使って復讐しようと思いつきます。
ケチャップには、ケチャップを!
ほげちゃん、悪いことをすると自分に戻ってくるよ!
と思って読み進めると、
ほら、やっぱりね・・・
ストレスはほどほどに
『ほげちゃん』を読むと、まるでほげちゃんが自分の代わりに大暴れしてくれるようで、読み終わった後は、なんだかスッキリとした気分になれます。
わたしもほげちゃんみたいに大暴れしてみたいですが、片づけるのは結局自分ですからね。
『ほげちゃん』は、いい意味で予想を裏切ってくれる絵本です。
ほげちゃんみたいに大爆発しないよう、ストレスはためすぎないようにしたいですね。
