あなたは会話が続かなくて、悩んだことはありますか?
今年社会人になった友人は、会話が続かなくて悩んでいるそうです。
「なにかいいアイデアない?」
と尋ねられたので、考えてみました。
『ぐりとぐらのえんそく』を読んでいると、ひらめきました。
「遠足」って、誰にでも使える共通の話題じゃないですか?
Contents
ぐりとぐらのえんそく あらすじ
遠足に出かけ、マラソンを始めた野ねずみのぐりとぐらは、野原にのびていた毛糸に足をとられて、突然ころんでしまいました。その毛糸をたどっていくと……。
(文引用:福音館書店ホームページ)
こんなに会話って続かないっけ?と思う瞬間
会話が続かなくて悩んでいる友人ですが、人見知りとかコミュニケーションが苦手というわけではないのです。
「なんでそんなに悩んでいるの?」と尋ねると、なるほどと思う答えが返ってきました。
あなたも私の友人と同じ理由でしょうか?
社会人になって出会う人って今までとは違う
友人によると、「社会人になると、学生時代よりも出会う人の幅ってひろがるじゃん?」とのことでした。
たしかに学生のころって、年の差も多くて3歳くらいだったりするので、どんな話題がいいのか、なんとなくわかります。
さらに大学を除けば、だいたい住んでいる地域もいっしょだったりするので、地元の話題もできますよね。
ところが社会人になると、年齢もひと回り以上はなれていることだってありますし、地元が同じこともめったになくなります。
そのうえお仕事での雑談だったりするので、友達みたいにどんな内容でもいいというわけにはいきません。
友人は 今までとは違う会話 に困っているようでした。
共通の話題ってどれ?
会話を続けるコツとしてよくあるのは、共通の話題を見つけることです。
とはいえ、友人いわく「共通の話題が見当もつかないから困ってるの!」とのこと。
年齢など、自分と大きく違う人との会話で共通の話題を見つけるは、けっこう難しいですよね。
とくに初対面の人は、年齢も出身もわからないので、共通の話題をどこから探せばいいかわかりません
わたしは人の年齢を判断するのが苦手で、よく間違えます。一番ひどかったのは、入学初日に担任の先生に「何歳でしょう?」とクイズを出され、「45歳」と答えたことでした。
正解は29歳でした。
男性の先生だったのですが、うなだれてしまったので、「悪いことをしたなー」と今でも覚えています。
「年齢の話は男性でも女性でもしないほうがいいなぁ」と、学びました。
絶対に外さない共通の話題「遠足」
じゃあ、誰にでも使える共通の話題ってなんだ?
と考えて思いついたのが、遠足です。
誰もが体験したことがあること
『ぐりとぐらのえんそく』を読んでいて、遠足(もしくは修学旅行)って、共通の話題だと思いました。
学校行事でもありますし、クラブや地域のイベントで行く機会もあったかと思います。この年代は修学旅行に行かなかったとか、この地域には遠足がない、なんてことめったにありません。
誰もが一度は体験しているのが、遠足 なのです。
ぐりとぐらも遠足に出かけています。
意外と個性が出るもの
遠足って、けっこう個性がでるって知ってましたか?
たとえば、わたしの遠足に川を下る遠足があったのですが、国会議事堂だったり、スキーに行ったりする遠足もあるそうです。
ちなみに川を下る遠足ですが、カヌーやボートは使いません。ライフジャケットを着て、自分の体ひとつで川に流されるのです。「どんぶらこっこって、こういう気分なのか・・」と思いましたよ。小学生の遠足でした。
わたしはあちこちに行くたびに、今までの遠足や修学旅行の行き先を聞いています。お互いの行き先の違いで、けっこう盛り上がりますよ。
『ぐりとぐらのえんそく』のように、遠足ではハプニングがあったりするので、あなただけのエピソードになります。
自分とはちょっとだけ違う話題 って、けっこうおもしろいのです。自分になじみがあるけれども、少し違うというのが想像しやすくて、わかりやすいのです。
迷ったらテーマをひとつ決めてみて
会話で困るなら、テーマをひとつ決めておくといいかもしれません。「誰に対してもこのテーマでしゃべろう!」と、準備しておけば安心できます。
わたしのオススメのテーマが「遠足」です。出身地などと合わせて尋ねると、話しやすいです。
わたしは新人なので、仕事で役立つのかはわかりませんが、意外と便利ですよ。
