最近、デザインナイフを購入したので、切り絵を始めてみました。

切り絵をする際に、テキストとして使っているのが『たのしい切り絵レッスン』です。
切り絵って、切ったら終わりだと思っていたのですが、実は身近なグッズとして活用できちゃうのです。
1冊で切り絵の奥深さを満喫できる本
『たのしい切り絵レッスン』はカッターナイフの持ち方から、自分の写真で切り絵の型紙を作成する方法まで教えてくれます。
入門編から作家レベルの応用編までのノウハウ が1冊にギュッと詰まっている本です。

慣れれば、自分のペットの写真からオリジナルの切り絵を作ることだってできてしまうので、続けていく楽しさがありますね。
さらに作者オリジナルの型紙が20ページ以上にわたって収録されています。拡大コピーして使用するので、くり返し同じ作品に取り組むことだってできるのです。
作家さんってどんな人?
本の著者である高木亮さんは、「お話も作るきりえ画家」として活動されています。
教科書の挿絵を担当されたほか、現在海外でも作品を販売しているプロです。
自身のホームページやSNSでも積極的に作品を発表されています。
わたしは文学作品をもじったパロディものの切り絵がお気に入りです。色鮮やかな切り絵とまさかの展開でつづられる物語には、思わず笑ってしまうおかしさがありました。
偽本文学編no.16「ぽっちゃん」
幼い頃から無鉄砲。飛びおれまいと莫迦にされ、ええいままよと川の中。泳げぬものは上がれもしない。途方に暮れた目の前に突如現れた泥鰌一匹。後の養父との出会いは斯様なものだった… #偽本 https://t.co/5mBaNOn9JW pic.twitter.com/6pXwYRuNYA— きりえや偽本 (@kirieyanisebon) August 27, 2018
切るだけじゃない切り絵の奥深さ
わたしは今まで、切り絵って切ったらそこで終わりだと思っていました。ところが違っていたのです。『たのしい切り絵レッスン』を読んでみて、切り絵を見て楽しめるようにする方法があることがわかりました。
1.切り絵に色をつける
色紙を貼ってもよし、絵の具を塗ってもよし、だそうです。色紙を台紙として、切り絵を貼るだけでも鮮やかですよ。
カエルや花など、イメージカラーがはっきりしているテーマの切り絵がとくにはっきりした印象になりましたよ。
2.カードに使う
市販のシンプルなカードに貼るだけで、あなただけのグリーティングカードが完成します。
型紙には、スイカ割りやサンタクロースなど季節をテーマにしたデザインも多くあるので季節のお便りやお祝いに送ってみてはどうでしょうか?
3.フードにデザイン
切り絵って、毎日のご飯を楽しくするためにも活躍してくれるのですよ。
切り絵を型紙にして、トーストやケーキの上にココアパウダーなどを降ればデコレーションすることができます。切り絵を活用したお手軽でかわいいフードができるので、毎日のご飯がちょっと楽しくなるかもしれません。
その他にも、毎日の暮らしで使える切り絵の活用方法が『たのしい切り絵レッスン』で紹介されています。
数多くの切り絵を手がけるプロならではのアイデア なのかもしれませんね。
おとなの趣味として始めてみる?
カッターと紙があればすぐ、入門編に挑戦できます。
切り絵は家にある道具だけでも始められるところが、初心者にはうれしいですよね。
プロならではのアイデアが楽しめる『たのしい切り絵レッスン』で、おとなの趣味として切り絵を始めてみるのもいいかもしれません
