あなたはこどもの頃、おままごとで遊んだことを覚えていますか?
おままごとって、ママ役・パパ役・赤ちゃん役とか、いろんな役になれるのですが、
あなたは、どんな役になっていましたか?
わたしはいつも、ちょっと変わった役になりたがっていたそうです。
なりたいものになれるのって、こどもの特権ですよね。
今回は、こどもの頃の思い出がよみがえる『ロージーちゃんのひみつ』という絵本を紹介します。
ロージーちゃんのひみつ あらすじ
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美人歌手になりたいロージーは、友だちとミュージカルのショーごっこをします。
子どもの想像力をはばたかせるお話ファンタジー。(文引用:偕成社ホームページ)
ある日、ロージーちゃんの家の玄関に「秘密を教えてほしい人は、この戸を3どたたくこと」と、かいた札が貼っていました。
ともだちのキャシーが、「トン トン トン!」をその戸を叩くと、ロージーが現れて秘密を教えてくれました。
あたしね、もうロージーじゃないの。
アリンダっていう、すてきな歌手よ!
あなたは何になりたかった?
ともだちから、「あたしね、もう○○じゃないの。」なんていわれたら、ビックリ!ですよね。
ところが、この絵本の中にでてくるロージーのともだちキャシーは、とっても落ち着いています。「じゃあ あなた だあれ?」と尋ねるのですから。
このあと、ロージーは「美人歌手のアリンダ」、キャシーは「アラビアの踊り子、チャチャルー」として、ミュージカルショーを始めました。
こんなふうに、こどもたちはあっという間に、自分たちがつくった世界に入っていきます。
おままごとをしていた時も、その役になりきっていましたよね。
現実の世界と自分の世界。
違った世界を簡単に行き来できるのは、こどもの特権なのかな?
こどものころ、
あなたは、何になりたかったですか?
わたしのなりたかった、変なもの・・
私はこどものころ、犬か、猫か、お爺さん になりたかったようです。なぜだか理由はわかりませんが・・。
とてもお気に入りだったらしく、おままごとのときは必ずそのどれかになっていました。
あなたは今、何になりたいですか?
大人になったわたしが、この絵本を読みなおしてみたのですが、
自分のなりたいものになれるのは、こどもの特権ではない と感じました。
大人になっても、なりたいと思えば
なりたいものになれる! んです。
『ロージーちゃんのひみつ』は、
こどもの頃の夢を思い出させてくれました。
で、わたしはもういちど、
「犬か、猫か、おじいさん」になれるように頑張ってみます・・・!
