あなたは家出をしたことがありますか?
わたしはあります。子どものころ、家族とケンカして板チョコ1枚を握りしめて家出をしたことがあります。
『くまのビーディーくん』では、ちょっと変わった理由で家出をするクマが登場します。
くまのビーディーくん あらすじ
おもちゃのくまのビーディーくんは、仲良しの男の子が留守の間に家出します。さあ、くまのすむところ――ほら穴のすみごこちは?
(文引用:偕成社ホームページ)
家出をするクマ
家出をする理由には、どんなものがあるのでしょうか?
わたしは家族とささいなことでケンカして、いとこの家に家出をしてしまいました。
ビーディーくんの家出の理由
ビーディーくんの家での理由は、ちょっと変わっていました。
ビーディーくんは本を読んで、クマとは洞穴にすんでいるものだと知りました。ビーディーくんはクマですが、住んでいた場所は仲良しの男の子の家でした。
洞穴にすんでいない自分はクマではなくなってしまう・・と思ったビーディーくん。洞穴を探しに家出をしてしまいました。
男の子とケンカしたなら家出をするのも納得してしまいますが、洞穴にすむため に家出をしてしまうのは想像していませんでした。ビーディーくんは、よっぽどクマとして認められたかったのですね。
家出をしてみたけれど・・
立派な一人前のクマになりたかったビーディーくん。家出をして、クマのすむところである洞穴にたどり着きます。
とはいえ、ビーディーくんはおもちゃのクマです。洞穴にすむことはビーディーくんにとって難しいことでした。
ビーディーくんは洞穴で、大ピンチに陥ってしまいます。
離れてわかる大切なこと
大ピンチになったビーディーくんを助けに来てくれるひとが、たった一人だけいました。ビーディーくんは家出をしたことで、今まで気づかなかった幸せに気づいたのです。
わたしにとっての家出は、家族の大切さを気づかせてくれました。
自分にとって大切なことって、離れてみて初めてわかるものではありませんか?
