あなたの地域は、紙のリサイクルをしていますか?
わたしの地域では資源ごみの1つに、紙ごみがあります。厚紙でできた箱や、使い終わったコピー用紙などの古紙をリサイクルとして出すと、トイレットペーパー1個と交換してくれます。
「ちり紙交換」とも、いうそうですね。
紙のリサイクルでいちばん面倒なのが、ホッチキスの針なのです。
リサイクルをされている方は、ホッチキスの針ってどうされていますか?
わたしの地域では、ホッチキスの針は外しておくことになっています。
なので、いつも苦戦しながら針を外しています。
実は「ホッチキスの針を外すか外さないか問題」があるって、知っていましたか?
ホッチキスの針は外さなくてもいい?
オフィス用品で有名な会社が、ホッチキスの針がついたままでもリサイクルに出せると宣伝したことで、ちょっとした議論になったようです。
ホッチキスの針って取るのが大変なので、そのままリサイクルに出せるなら便利ですよね。
あちこちの議論をのぞいてみた結果、できればホッチキスの針は外してリサイクルしよう という意見でまとまっているようです。
たしかにホッチキスの針が紙についていても、リサイクルはできます。
ですが、リサイクル工場の設備などが異なるので、どこの地域でもホッチキスの針をつけたまま、リサイクルに出していいとは限らないのです。
リサイクル業者さんの手間を考えると、なるべくホッチキスの針は外しておくといいのかもしれません。
「もういっそ、針のいらないホッチキスを使っておけばいいんじゃないかなー」
めんどくさがりのわたしは、そんなことを思いつきました。
針のいらないホッチキスを使ってみた
さっそく針なしホッチキスを試してみました。
使うのは Seria(セリア)で見つけた「針のいらないホッチキス」です。

針でケガをしないホッチキス
使い方は普通のホッチキスと同じではさむだけ。
まとめたい紙の一部をホッチキスの針代わりに加工してくれるので、使い終わったらそのままリサイクルに出せます。
コピー用紙4枚までとじることができるので、ちょっとしたプリントをまとめておくのに使えます。
紙を差し込んでとじているので、少し引っ張るくらいではバラバラにはなりません。
わたしはたまに、外れかけたホッチキスの針が指に刺さることがあったので、ケガの心配のない「針のいらないホッチキス」は、小さいお子さんがいる方にとっても安心なのではないでしょうか?
普通のホッチキスとどう違うの?
針のいらないホッチキスは、エコで安全という優れもの なのですが、いくつか普段のホッチキスとは異なる注意点があります。
針を使うホッチキスとは異なり、針のいらないホッチキスは、紙で紙を閉じているので、ホッチキスの針よりは強くとじられません。
また、とじ穴が開いてしまうので、文字の上などではとじないようにお気をつけください。

ですので、会社の書類や長期保存しておくような重要な書類には、使わないほうがいいかもしれません。
わたしはネットなどの情報を印刷するときに、針のいらないホッチキスでとじています。
家庭での書類整理に役立ってくれますよ。
針のいらないホッチキスを試してみるといいかも
ごみは分別して、なるべくリサイクルしておきたいですね。
リサイクルでホッチキスの針をとるのが面倒になったら、針のいらないホッチキスを試してみてはいかがでしょうか?
