このブログで、絵本記事を書いている編集部員のやすみから、絵本について質問されました。
どこまでが絵本?
基本的な質問なのですが・・・
答えられません。なので、当ブログでいう絵本の定義をハッキリさせておこうと思います。
絵本とはなんだろう?
よくよく調べてみると、「絵本とは?」の
はっきりした定義はありません。
絵本は、形もサイズもバラバラで、「とびだす絵本」「音がでる絵本」はオモチャに近いし・・。
しかも絵本は、こどもだけのものではありません。
当ブログは、大人がほっこりする絵本を紹介するブログですし・・・。
つまり絵本とは、
- 大人もこどもも楽しめる本
- なんでもありで自由な本
なんです。
本ブログでは読者の方が迷わないように、絵本を以下のように分類しました。
- 絵 本
- よみもの
- しかけ絵本
- 知育絵本
1.絵本
絵本は、絵が主体 になっている本のこと。
絵本は、
表紙を開いた瞬間からお話しが始まり、
本を閉じた裏表紙でお話しが終わります。
絵本における文は、映画やドラマの効果音や音楽のように、絵を楽しませる効果があります。
2.よみもの
よみものは、児童小説など 文が主体 で、ストーリーをイメージしやすい 挿絵 が描かれてた本のこと。
長い文章が続くと飽きたり、読み疲れたりするものです。ですが、挿絵があると頭の休憩になり、文の内容を理解しやすくなります。
3.しかけ絵本
「とびだす絵本」「音のでる絵本」など、五感を使って遊べる本 のこと。
恐竜が飛び出していたり、穴があいていたり、モコモコがついていたり・・・・・。
これが本?
と思うような、とても自由な絵本のことを、本ブログでは「しかけ絵本」に分類しました。
以前、デビューしたばかりの絵本作家に
ぼくの絵本の裏表紙、見逃さないでくださいね!
と言われたことがあります。
それまで、裏表紙なんて気にしてなかったのですが、読み直してみると裏表紙に最後のメッセージが描かれていたのです。
そのメッセージが、ほんわかして気持ちよくって・・・。
絵本を読んだら裏表紙もみてください!
絵本作家さんからあなたにあてた、すてきなメッセージが受け取れるかもしれませんよ。
4.知育絵本
知育絵本は、ことばや文字や、歯磨きやお掃除など生活のことを教える、こどもの教育のための本 のこと。
どの絵本も、こどもが楽しく学べるように工夫しています。
まとめ
むかしむかし、山におじいさんとおばあさんが・・
という同じストーリーで、絵本・よみもの・しかけ絵本を作ったとすると、
- 絵本は、山の絵を大きく描いて、少しの文が入ります。
- よみものは、たくさんの文章を書いて、小さな挿絵を描きます。
- しかけ絵本は、本をひらくと、山がとびだします。
当ブログでは、こんな感じで絵本を分類しています。参考にしてくださいね。
じゃ、楽しい記事いっぱい書いてね!