仕事でおしゃべりは欠かせないですね
でも気がついたら愚痴モードに突入してしまっていたり、「もしかして今わたし、イヤミを言われてる?」って思ったり・・・
仕事のための雑談とはいえ、嫌な思いはしたくないですよね。
パッと雰囲気を変えられるとっさのひとことを『今すぐ身につく 雑談力』で予習しておくと、あなたの仕事は今よりもっとラクになるかもしれません。
楽しいおしゃべりもあるけれど・・
たわいもないおしゃべりをするのって、ちょっとした息抜きにピッタリですよね。
長年交流のある友人なら思ったことをそのまま口にしてもわかってくれるかもしれませんが、会社の同僚や上司にはそんなわけにはいきませんよね。
わたしはこの前、久しぶりに電車で高校時代の先輩に会ったのですが、気がついたら先輩の愚痴が会話のほとんどになってしまいました。
さっきまで「そこのお団子、おいしいですよね~」と、かなり和やかな会話をしていたはずなのに・・
結局、どう返事をしたらいいのかわからないまま会話が終わってしまったのです。
困ったときに使えるとっさのひとことが知りたいと思い、ダイソー の『今すぐ身につく 雑談力』を読んでみることにしました。

キドニタテカケシ衣食住ってなに?
読んでいると「キドニタテカケシ衣食住」という言葉が登場しました。
・・早口言葉?
ではなく、話術の世界ではよく知られているキーワードなのだそうです。
話題となりそうなジャンルを表しています。
キドニタテカケシ衣食住とは、
キは気候(季節)。ドは道楽。ニはニュース。タは旅(旅行)。テはテレビ。
カは家族(家庭)。ケは健康。シは仕事。
そして衣食住を意味しています。
たしかに誰もが興味を持ったことのある話題といえそうですね。
『今すぐ身につく 雑談力』によると、「キドニタテカケシ衣食住」は緊急手段として使うようです。
というのも、誰もが関心のある話題である反面、当たり障りのない会話になりやすく、相手と仲良くなるための手段としてはインパクトが足りないのです。
実はわたし、ある小学校の運動会の開会式に出かけたことがあるのですが、雨が降るなかでの校長先生のスピーチは「本日はお天気も良く」から始まりました。
けっこう雨、降っていたのですけれどねぇ。
誰もが知っている話題だからこそ、かえって印象が悪くなることもありそうですね。
なので 本当に会話に困ったときのきっかけ として、「キドニタテカケシ衣食住」を使ったほうがよさそうです。
コラムがピンチのあなたを助けてくれる?
相手が愚痴やネガティブな発言だったときって、どう切り返せばいいのか難しくないですか?
相手が「わたしってマイナス思考なんです」っていったときに、「ですよねー」で返せる人は限られますよね。
相手を傷つけることなく会話を弾ませる方法 を『今すぐ身につく 雑談力』では、コラムで教えてくれています。
たとえば先ほどの「わたしってマイナス思考なんです」っていわれたときは、「慎重でじっくり考えるタイプで、何事にも丁寧なんですね。」と切り返すのがオススメのようです。
これなら相手の意見を否定することなく、ポジティブな発言ができそうですね。
「あのとき、どう言えばよかったんだろう・・」と思うことがあれば、コラムを読んでみてはどうでしょうか? もしかしたらあなたの状況にあったフォロー術が載っているかも。
たかが雑談。されど雑談。
『今すぐ身につく 雑談力』で強調されていたのは「たかが雑談、されど雑談」でした。雑談だと思ってテキトーに相づちをうっていると、エライ目にあうということですね。
雑談で嫌な思いをすることがないように、『今すぐ身につく 雑談力』でとっさのひとことを予習しておくと安心かもしれません
